チームビルディングプログラム
チームビルディングプログラムの目的
チームビルディングプログラムは、チームの目的達成のために、チームの力を引き出していくプログラムです。
こちらの図はMIT(マサチューセッツ工科大学)のダニエル・キム教授が提唱した「組織の成功循環モデル」です。
「関係の質」を上げることで、「思考の質」が上がり、それが「行動の質」を上げることに繋がり、結果的に「結果の質」も上がります。
望む結果を手に入れるために、「関係の質」を上げることに焦点を当てて、チームビルディングプログラムを進めていきます。
ベテラン⇔若手、レギュラー⇔控え、コーチ人事などの選手間の「関係の質」だけでなく、監督⇔コーチ、監督・コーチ⇔選手などの「関係の質」を高めることで、チーム全体のパフォーマンスを上げていきます。
導入例
チームビルディングプログラムの代表的な導入例をご紹介します。
上記以外の対象・目的に合わせての実施も可能です。
チームビルディングプログラムの進め方
チームビルディングプログラムは下記のように、基本的に4つのSTEPで進めていきます。
「STEP2:アイスブレイク」「STEP3:メインプログラム」の内容は、目的に合わせてオーダーメイドで作成します。
「STEP3:メインプログラム」では、下記のサイクルを繰り返し回しながら進めていきます。
アクティビティを「体験」し、プログラムの目的に沿ったテーマでアクティビティを「振返り」、体験から得た気づき・学びを「一般化」し、次の「体験」へと活かしていきます。
そして、最終的には気づき・学びを「試合・練習」へ活かしていただきます。
プログラムはファシリテーターが運営していきます。
ファシリテーターは「促進者」と訳されますが、プログラムでの気づきや学びを最大限促進できるように関わっていきます。
具体的には、「体験」の際のルール説明や「振返り」の司会進行などをサポートします。
最終的には、「試合・練習」でも自律的に効果的な学習や振返りを行えるように関わっていきます。
大前提として、理想のチーム像もパフォーマンスが発揮できるチーム状態も「チーム毎に違う」ということを念頭に置き、「引き出す」「オーダーメイド」ということを大切にして関わっていきます。
体験型コンテンツのご紹介
メインプログラムの内容は、目的に合わせてオーダーメイドで作成します。
ここではFLYHIGHの代表的な体験型コンテンツである「課題解決アクティビティ」「LEGO® SERIOUS PLAY®」をご紹介します。
課題解決アクティビティ
課題解決アクティビティでは、チーム毎に課題にチャレンジしていきます。
1チーム人数の目安は8〜15人です。
様々な種類の課題解決アクティビティを用意していますが、ここでは代表的な3つの課題解決アクティビティをご紹介します。
ヘリウムリング
内側を向いた円を作り、人差し指にフラフープを乗せます。
フラフープから指が離れないようにして、地面までフラフープを下ろせたら達成です。
- POINT
- 言いたいことを言い合えているか、アイディアを出し合い意識をひとつに合わせることができるかが達成のポイントとなります。
フープリレー
手をつないで円を作り、フラフープをくぐりながら1周させます。
繰り返しチャレンジし、1周の最速タイムを目指します。
- POINT
- 実践と作戦の試行錯誤を重ねて戦術を磨いていけるか、チームメンバー全員のモチベーションを高めていけるかが達成のポイントとなります。
クモの巣
片方の面からヒモ(クモの糸)に触れずに、全員が穴をくぐり抜けると達成です。
- POINT
- 達成への強い意志、諦めない心、柔軟な役割分担、身を委ねる信頼関係が築けるかが達成のポイントとなります。
LEGO® SERIOUS PLAY®
LEGO® SERIOUS PLAY®は、「手と脳は連携を取り、相互に信号のやり取りをしながら、新しい知識を構築していく」という「コンストラクショニズム」をベースに、LEGO社とMIT(マサチューセッツ工科大学)によって共同開発されました。
LEGO®ブロックを道具に使うユニークなアプローチで、「チームビルディング」「組織のビジョン創り」「個人のキャリア開発」などに効果的ということで、NASAや日本の大手企業の研修にも導入されています。
右脳と左脳の双方を刺激し、楽しみながら自然にチームの本質的な課題に対峙することができます。
LEGO® SERIOUS PLAY®は、1チーム5~6人で下記の流れで進めていきます。
「LEGO® SERIOUS PLAY® トレーニング修了 認定LSPファシリテーター」である代表の小田桐がファシリテーターとして運営していきます。
LEGO®ブロックでチームのビジョンやそれぞれの想いを“見える化”していきます。
作品を通して、自分を知り、お互いを知り、チームの現状を知り、これから創っていきたいチームのストーリーを共有することができます。
LEGO® SERIOUS PLAY®についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
上記の「課題解決アクティビティ」「LEGO® SERIOUS PLAY®」以外にも、ワールドカフェやチームビルディング理論の解説など、目的に合わせて最適なコンテンツをご提案させて頂きます。
お客様の声
実際にチームビルディングプログラムを導入して頂いた「ラート日本代表チーム」からコメントを頂きました。
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ラート日本代表チーム
「皆で共通の思いを持つだけでなく、お互いの違いを認識することで、チームの一体感を高めることができました」
導入までの流れ
※代表の小田桐が最初から最後まで担当させて頂きます。
料金
※61人以上での実施方法・料金などは要相談となります。
※(学生チームなど)競技環境やご予算に応じて料金調整させて頂きます。
※その他テーマの研修も上記と同様の料金です。